薄毛・若ハゲで悩んでいる男性は日本国内は非常にたくさんおり、その人数は1,300万人を超えるとも言われています。日本の成人男性の人数が約5,000万人ですので、3人に1人が自分の髪の薄さで悩んでいるわけです。
しかし、それぞれの方が悩んでいる症状は、必ずしも同じわけではありません。
「シャンプー後の抜け毛がなんだか少し増えた気がするなぁ」という方もいれば、「地肌が透けるほど毛量が減ってきて、すぐになんとかしたい」なんて方もいるはずです。
そして、若禿げで悩んでいる多くの方が気になっているのが、自分の症状は薄毛の進行度で言えば、どのくらいのレベルなのか?ということだと思います。
薄毛は他の病気と同じように、症状が進行すればするほど改善することが難しくなります。
そのため、自分の症状が比較的に短期間で回復が見込めるものか、それとも長期に渡る治療や自毛植毛のような手術が必要なのかを、きちんを把握しておきたいですよね。
そこで、こちらの記事では症状別の薄毛の進行度を4段階に分けて紹介します。薄毛が気になっている方は、今後の治療のためにも、あなたの症状がどのレベルにあるのをぜひチェックしてください。
薄毛・AGAの進行度がわかる四段階レベルチェック
進行レベル1
■症状…抜け毛の本数が急激に増える
まず、AGA(男性型脱毛症)の症状で最初に目に見えて分かる変化は、抜け毛の増加です。特に短くて、細い毛がたくさん抜けている方は要注意と言えます。
毛髪が短く細い状態で抜けていることは、ヘアサイクルの内の成長期が短くなっており、髪がきちんと育つことができていない証拠です。
そのように成長期が極端に短くなることを、ヘアサイクルが乱れると呼び、これはAGAの典型的な初期症状になります。
ただし、人によっては単純に頭皮がダメージを受けているだけであり、シャンプー剤を刺激が弱いものに変更すれば、脱毛がおさまるというケースもあります。
なお、ご自身の抜け毛の原因がAGAによるものか、頭皮のダメージが原因なのかを知りたいという方は、医師に頭皮チェックとしてもらうのがおすすめです。
例えば、下記の記事で紹介した湘南美容外科クリニックであれば、医師による無料カウンセリングを受けることができますので、気になる方は一度ご相談されてみた方が良いでしょう。
湘南美容外科クリニックの口コミと評価【薄毛治療の総合病院】
進行レベル2
■症状…髪のボリュームがダウンする
ヘアサイクルが乱れて、抜け毛の本数が増えてくると、徐々に髪全体のボリュームがダウンしてきます。
なんだか、最近ヘアセットしづらくなったとか、ワックスでスタイルングしても、すぐに髪がぺシャンとなるといった症状が起こっている方は、すでにヘアボリュームがダウンしており、進行レベル2に達している可能性が極めて高いです。
そして、この症状が起こっている方は、薄毛が始まってすでにヘアサイクル1周分の時間が経過しているため、薄毛の進行が始まってから、すでに5年以上の時間を放置していることになります。
このまま放置をすると、治療費用も高くなる傾向にあるため、レベル2に達しているなら、できるだけ早くAGAクリニックへ行かれた方が良いです。
なお、AGAクリニックではヘアサイクルを乱れを改善するための薬である、フィナステリド薬(プロペシアやファイザーを処方してもらうこともができます。
そのため、人によっては投薬治療だけで、それほど長い期間をかけずに大幅に症状が改善するケースも多いです。そのため、できるだけ早い段階で投薬治療をスタートされることをおすすめします。
また、プロペシアの処方価格は病院によってバラバラです。ですので、できるだけ安い値段でプロペシアを入手したい方は、次のページの価格比較記事をご参照ください。
プロペシアの値段はどのくらいする?【各AGA病院で比較】
進行レベル3
■症状…地肌が透け始める
ヘアサイクルの乱れを放置し続けると、髪の細小化するだけでなく、本数自体も減ってくるため、地肌が透けて見えるようになってきます。
ちなみに、地肌が見えた段階で毛髪の密度は50~60%まで減少しているので、毛髪ボリュームはフサフサだったときから約半減しているとお考えください。
なお、この段階に達している場合、投薬治療だけでは回復が難しいケースが多いです。ですので、頭皮に直接薬剤を注入する育毛・発毛メソセラピー治療も検討して頂きたいです。
また、育毛メソセラピーはクリニックによっては、1回10万円近くする高額治療ですが、東京に銀クリAGAであれば1回19,440円という割安料金で受けることができます。
銀クリAGAの口コミと評価
現在のところ東京にしか開業していない医院なのですが、人気があるため患者さんは全国から訪れています。
進行レベル4
■症状…弱々しい髪だけが生えている状態
さらに症状が進行すると、前頭部と頭頂部付近の髪は、弱々しいものだけが残った状態になります。この段階に達すると、お薬の治療だけでは症状を劇的に回復させることは難しいです。
そのため、お薬の治療ではなく自毛植毛手術を検討をした方が良いでしょう。
ちなみに自毛植毛手術とは後頭部や側頭部の毛髪を、髪が薄くなった部分へ移植する手術のことです。植毛した髪が生着すれば、他の毛と同じように生えて抜けてを繰り返しますので、かつらに比べてバレる可能性は低いと言えます。
なお、どのクリニックで手術を受けるべきか悩んでいるという方は、次の記事で手術の技術力の高いと言われているクリニックを紹介していますので、そちらが参考になるはずです。
自毛植毛手術で技術力の高いAGAクリニックはどこなの?
■本記事のまとめ
本記事では薄毛の進行度を4つのレベルに分けてご紹介しました。
記事内で紹介したように、AGAは進行をすればするほど治療が難しくなるため、できるだけ早期段階で治療に取り組まれるようにしてください。