TBS系列で放送されている人気の医療・健康系テレビ番組『名医のTHE太鼓判!』。
その2019年2月18日放送分で、薄毛・抜け毛・白髪などの髪に悩みをテーマにしたスペシャルが放送されました。
同番組の過去放送分(2018年12月)でも、薄毛対策は放送されたましたが、その時は『医師が私生活で実践する対処法12連発』の中の1つとしてヘアケアが特集されたのみ。今回のように番組を通して薄毛対策に取り組むというものではなかったのです。
そのため今回のスペシャル番組は、髪のプロである毛髪診断士の私としても非常に楽しみ楽しみでした。
なお今回の番組の中で特に時間をかけて放送されたのが、我が家の坪倉さんが挑戦したイワシ缶を食べ続ける発毛法。
今日から取り組めるとても手軽にできる内容だったので、気になった薄毛・ハゲの方も多いはずです。
そこで本記事では坪倉さんがチャレンジしたイワシの缶詰(イワシ缶)を食べる発毛方法について詳しく紹介します。
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我が家坪倉が挑戦したのはイワシの缶詰を毎日食べる薄毛治療
番組内で薄毛の悩みを告白したのはお笑い芸人・我が家の坪倉由幸(つぼくらよしゆき)さん。最近は芸人としてだけでなく役者としても活躍しており、阿部寛さん主演の人気ドラマ『下町ロケット』にも出演。
たしかにシュっとしたカッコいいルックスですので、ドラマに出ていても彼は映えていますよね。
しかし髪の方も演技と同じく「生えている」かというと、頭頂部の薄毛は地肌が見えるまで進んでおり、フサフサに生えているとは言えない状態。典型的なAGA(男性型脱毛症)です(下記画像の赤矢印が坪倉さんの頭頂部)。
そんな坪倉さんが薄毛をなんとかしたいと取り組んだのが「1日1缶イワシの缶詰」を毎日食べる育毛・発毛法(缶詰の汁も飲む)。
番組に出演していた工藤医師曰く、イワシの脂質(油分)には豊富に『EPA(イーピーエー)』という物質が含まれており、この成分を摂取すると赤血球自身が柔らかくなり、血液の粘土を低下させることがわかっています。つまり血液をサラサラにして、血行をよくする効果が期待できる成分なんですね。
髪は発毛・育毛に必要な栄養を頭皮下部にある毛細血管を通して受け取ります。そのため血行をよくして、髪に栄養を届けやすくすることが育毛・発毛へのアプローチになるわけです。
ちなみにイワシの缶詰めは生のイワシをそのまま入れて熱処理されていますので、EPAを逃がすことなくしっかりと摂取することができるので、EPAを豊富に摂取したい方にはおすすめのアイテムです(イワシ缶のEPA値は生イワシの3倍以上)。
坪倉さんは髪を薄毛を改善するために、EPAが豊富なイワシの缶詰を80日間(2カ月半)にも渡り食べ続けました。
毎日1缶『イワシ缶(イワシの缶詰)』を食べ続けるだけ。
ただし缶詰の汁もしっかりと飲むこと(汁にEPAが豊富に含まれている)
イワシ缶で我が家坪倉の発毛!まさかの成果のスタジオが驚愕
気になるのは結局、イワシの缶詰を食べ続けて坪倉さんの髪が生えたのか?という点です。いくら名医に太鼓判を押されて勧められても、実績がないのであればチャレンジしようと思いませんからね。
結果からお伝えすると、坪倉さんの80日間イワシ缶生活での毛髪のビフォーアフターは次のようになりました。
今まで薄くて地肌が目立っていた頭頂部に髪が生えてきていることがわかります。アフターの状態から言えば、薄毛ではありませんし、誰も坪倉さんの頭とは思わないでしょう。結果を見る限り、すごい効果です。
ちなみにイワシを加熱調理する際には、梅干しを一緒に入れるのがおすすめ。梅干しが過熱された時に発生する『ムメフラール』という物質には血液をサラサラにする働きがあるんですね。
そのためイワシ(青魚)のEPAとの相乗効果でより高い血流促進効果を期待できるので、発毛・育毛にもそちらの方がより良いでしょう。
坪倉が食べていたイワシ缶は『月花いわし水煮』
これだけ坪倉さんの髪が生えていたことから、彼が一体どこのイワシ缶を食べていたのか?と気になっている方も多いはずです。
そこで録画した番組を再度チェックしたところ、缶詰に次の特徴があることがわかりました。
- 缶切りなしで空けられるタイプ
- 缶のラベルに使われているカラーは赤・青・黄土色
- 『月』という文字が見える
- 水煮タイプ
■月花いわし水煮の栄養成分
- エネルギー:468kcal
- たんぱく質:23.4g
- 脂質:39g
- 炭水化物:5.8g
- ナトリウム:896㎎
- EPA:5244mg
ちなみにメーカー希望小売価格は250円(200g)なので、決して高い金額ではありません。
しかし番組放送直後、ネット通販ではプレミアム価格がついており今現在は1缶500円ほどで取引されています。
しばらくはスーパーでも売り切れが続くでしょうから、しばらくはプレミアム価格化は続くかもしれませんね。
FUJIWARA原西はPRP療法でAGA対策に挑戦
なお番組内では『最新薄毛療法』『女性のウィッグ事情』『正しいシャンプー方法』などにもフォーカスを当てた企画が放送されました。
それらの中でも気になったのがFUJIWARAの原西孝幸(はらにしたかゆき)さんが挑戦した『PRP発毛治療』。これは再生医療の1つです。
番組内では青山エルクリニックを訪れ、フランス製のインジェクター(治療機器)『U225(型名)』を活用して、血液に含まれている血小板を自分自身の頭皮へ注入する治療を行いました。
番組内では原西さんは1回しかPRP発毛治療を受けていませんが、それでも効果は出てるように感じました。
原西さんも坪倉さん同様に、若い頃から頭頂部の薄毛が進行していますので、今後も治療を続けてその様子や毛髪の変化を番組内で追いかけてほしいですね。
まとめ
今回の記事では『名医のTHE太鼓判!』薄毛・髪の悩み解消SPで、我が家の坪倉さんが挑戦した『イワシ缶』発毛法について紹介しました。
ミノキシジルのような発毛効果を臨床試験で認められているお薬と比べれば、期待できる効果は少ないでしょうが、食生活を改善して薄毛・育毛に取り組みたい方にはメリットのあるヘアケア法ですよね。
また番組内ではウィメンズヘルスクリニック東京(ヘアメディカルグループ)の浜中聡子医師も出演されていましたね。私も面識のある浜中先生をテレビで観ることができて、なんだか嬉しかったです(完全にミーハー笑)。
【関連記事】ウィメンズヘルスクリニック大阪・浜中聡子医師へ女性の薄毛治療について色々聞いてみた
ちなみに浜中先生がいる『ウィメンズヘルスクリニック(ヘアメディカルグループ)』は女性の薄毛治療に特化したクリニック。
AGA・頭髪治療専門クリニックで相談したいけど、男性患者さんの目が気になるという女性の方にとっては嬉しいクリニックです。
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※女性の薄毛治療に特化したクリニックです
また食生活・生活習慣の改善ではなくお薬を使って発毛治療に取り組みたいという方は、イワシの缶詰を食べるよりもまず頭髪治療専門のクリニックで相談することから始めましょう。
そうすれば番組内でも紹介されていた、発毛治療薬『ミノキシジル』を活用した治療にも取り組むことが可能です。
それに次の記事で紹介しているように無料でカウンセリングをしてくださるおすすめのAGAクリニックはありますので、今は気軽に薄毛治療を始められます。
【参考】おすすめAGAクリニックランキング
※こちら(↑)で紹介しているクリニックはいずれもカウンセリング無料