全国に50院以上の病院を展開している人気の薄毛治療医院『AGAスキンクリニック』。そちらのクリニックで、ついに自毛植毛での薄毛治療を受けられるようになりました。
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自毛植毛手術はリアップ、プロペシア、フィンペシアなどのAGA治療薬で効果がなかった人でも、見た目上の薄毛の改善を期待できる治療法です。そのためどんな治療法なのか興味がある・詳しく知りたいという方は多いかと思います。
そこで今回の記事では、AGAスキンクリニックで受けることができる自毛植毛術『Hair Moving植毛法』を紹介します。
『Hair Moving植毛法』の概要、施術の流れ、メリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを知りたい方はぜひチェックしてみてください。
Hair Moving植毛法とはどんな治療法なのかを解説
『Hair Moving植毛法』とは、FUT法(Follicular Unit Transplantation)と呼ばれる自毛植毛手術の1つです。
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自毛植毛では自分の後頭部や側頭部の毛を、薄くなった生え際や頭頂部へと移植します。『Hair Moving植毛法』では、その際に毛1本ずつを移植するのではなく、毛の周囲にある皮脂腺や立毛筋を含めた『毛包単位』で移植するんですね。
毛包単位で移植すれば移植後も生着率も高くなるため、自分の髪をできる限りムダにすることなく自毛植毛を行うことができます。ちなみにこの方式で、手術後の髪の生着率は95%です。
なお移植後に生着した毛は、移植前の毛と同じように抜けて生えてのヘアサイクルを繰り返します。しかも移植するのは自分の毛なので、人工毛の植毛手術のようにアレルギー・拒絶反応が出ることはありません。
Hair Moving植毛法の手術の流れ
1.移植する毛(ドナー)を採取する
後頭部や側頭部などの毛密度が高い箇所から、移植する毛(ドナー)を採取します。
毛を採取する際は頭皮の皮膚ごとメスで切り取りますが、麻酔をかけて施術を行うため、術中に痛みを感じることはほとんどありません。
ドナー採取後はメスで切った傷口を縫合します。
2.採取した毛を移植するグラフト単位で分ける
上述したように『Hair Moving植毛法』では毛包単位で髪を移植するので、移植する髪をその単位で切り分けていきます。
切り分けられた毛包単位の毛をグラフトと呼びます。
3.専用の植毛器で植え付け作業を行う
専用の植毛器を使ってグラフトを植え込んでいきます。
なお植え付けはすべて手作業で行われるので、仕上がりは自然なものとなります。
Hair Moving植毛法のメリット
1.手作業なので自然な仕上がり
『Hair Moving植毛法』ではドナーの採取から移植毛の植え込みまで、すべて手作業を行うんですね。
湘南美容外科やTOMクリニック使用している『ARTAS』のような植毛ロボットは一切使用しません。そのため自然な仕上がりを期待できます。
2.薬で効果がなかった人も見た目の改善が可能
今ではミノキシジル(リアップやミノタブ)、フィナステリド(プロペシア)、デュタスリド(ザガーロ)などの多くのAGA治療薬が市場で流通しています。
ですがそれらの薬は万人に効果があるものでは無いので、使う人によっては効果を感じられないケースもあります(そもそも100%の効果がある薬なんてこの世にはありませんので)。
一方で『Hair Moving植毛法』は元々ある自分の毛を、薄毛が気になる場所へ移植するだけなので、薬で効果を感じられなかった人も見た目の改善を期待できます。
3.移植した髪の生着率が高い
『Hair Moving植毛法』では毛1本ずつではなく、毛周囲の組織を含めた毛包単位で髪を移植していきます。
そのため移植後の生着率が高く、自分の髪をできる限りムダにすることなく薄毛治療を行えるんですね。
ちなみに生着率は95%にもなるので、あなたの大切な髪(ドナー)を有効に活用できる手術方式です。
Hair Moving植毛法のデメリット
1.頭皮をメスで切るので傷跡が残る
この治療法はドナー(毛)を採取する際に頭皮をメスで切ることと、切った箇所を縫合する必要があります。そのためどうしても傷跡が頭に残ってしまうんですね。
毛を採取するのは後頭部や側頭部の目立たない箇所なので、髪を伸ばして隠せば他人からはわかりませんが、傷跡がつくのが嫌だという方にはおすすめできません。
2.手術から数週間は頭皮洗浄ができない
頭皮の切開と縫合が必要な手術なので、手術してからしばらくは頭皮を洗浄することができません。
ですので仕事で汗を流すことが多く、数週間も頭皮洗浄ができないなんて無理だという方は、ダウンタイムが短い『切らない自毛手術』を選んだ方が良いです。
例えばAGAスキンクリニックなら、頭皮を切らない『スマートグラフト自毛植毛』という方式での手術も受けられます。
3.手作業で時間がかかるため広範囲の手術が難しい
『Hair Moving植毛法』はドナーの採取から、髪の植え込みまでをすべて手作業で行う手術方式です。
そのため作業が丁寧というメリットはあるのですが、広範囲に渡る自毛植毛は時間がかかりすぎるため向いていません。
もし自毛植毛したい部位が広範囲にわたる場合には、スピーディーなドナーの採取が可能なARTASのような自毛植毛ロボットでの手術を検討するべきです。
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【まとめ】Hair Moving植毛法はこんな人におすすめ
以上、本記事では『Hair Moving植毛法』の特徴、手術の流れ、メリット・デメリットを紹介しました。
最後にどんな人にHair Moving植毛法がおすすめなのかをお伝えします。
■Hair Moving植毛法をおすすめする人
- AGA治療薬を試したが効果を得られなかった人
- 薬よりも確実に見た目を変えたい人
- カツラや増毛をやってみたが維持費が高くて辛い人
- 広範囲の自毛植毛は必要ない人
- 薄毛が気になる箇所をピンポイントで改善した人
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