自毛植毛の手術後から髪が生え揃うまでの期間はどのくらい?

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後頭部や側頭部にある髪を、髪が薄くなっている生え際や頭頂部へ移植する薄毛治療方法の『自毛植毛手術』。この薄毛対策方法が、男女問わず髪のことで悩む世界中の人達から注目を集めています。

実際、アメリカでは年間10万人もの方が手術を受けるほど、ポピュラー治療方法になっていますからね(以下の記事を参照)。また、日本を始めとするアジア地域でも、治療を受ける方が急増しており、アジアでも年間治療者数は9万人を超えました。
アメリカでは年間10万人以上が自毛植毛手術を受けている

ただ、日本国内では植毛と言えば、ナイロン製の毛を植え付ける人工毛植毛の方が、知名度が高いため、自毛植毛について、詳しく理解している方は少ないです。特に気になるのが、『植えた髪がどのくらいの期間で生えそろうのか?』ということだと思います。

手術の費用や、手術前後の頭皮状態の比較画像、手術を受けた方の感想・口コミなどは、クリニックの公式サイトをチェックすれば、確認することができます。しかし、どのくらい待てば生えそろうのかという情報は、あまり紹介されていませんからね。

そこで、以下では自毛植毛を終えてから、髪が生えそろうまでの期間と、その流れを詳しく解説します。自毛植毛手術を受ける前には、知っておくべき内容ですので、ぜひチェックしていてください。

髪が生え揃うまでには約1年の時間が必要

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結論から先にお伝えすると、植毛した髪が生え揃うまでには10ヶ月から1年ほどの時間がかかります。そして、生え揃うまでの流れについてですが、まず手術後1ヶ月もすれば、植えた毛のほとんどが抜け落ちます。

ただし、ここで抜けても植毛が失敗した訳ではありませんので、気にする必要はありません。毛が抜け落ちるのは、新たな髪が生えるための準備です。2・3ヶ月もすれば、産毛が生え始めてきます。

そして、時間が経つにつれて、発毛する髪はどんどん増えていき、太く長く成長していきます。その結果、10ヶ月から1年が経過する頃には、ボリュームが出るようになるわけです。

なお、生えそろうまでに1年以上かかることに対して、時間がかかりすぎるというデメリットを感じた方もいるかもしれません。しかし、時間をかけて髪が生えるということは、メリットもあります。

というのは、長い時間をかければかけるほど、周囲の人からすれば自然に髪が増えていくように感じるからです。

自毛植毛がカツラや人工毛植毛、増毛と比較して、ばれにくいと言われているのは、そのように時間をかけて自然に増えていくからということが大きく影響しているんですね。時間がかかることは、バレにくさや自然さという面ではむしろプラスに働きますよ。

■本記事のまとめ

自毛植毛で植えた髪が生えそろうまでには、約1年の期間が必要です。それだけの時間がをかけて、ゆっくり生えそろうため、自毛植毛は周囲にばれにくい薄毛治療と言えます。