自毛植毛は移植するのは自分の毛であるため、人工毛植毛のように体が拒絶反応を起こすことはありません。そのため、健康被害のような副作用が起こるリスクは低いと言えます。
また、たとえ植えた毛が抜けても、他の髪を同じようにまた生えてくることから、メンテナンスが不要な薄毛対策として、非常に人気が高まってきている手術方式です。
ただし、自毛植毛も決してメリットばかりの手法ではありません。どんなAGA治療法にも、良い点・悪い点があるように、自毛植毛にデメリットがあります。
そして、そのデメリットと中でも特に注意して頂きたいのが、『植毛できる本数が限られていること』です。
次の記事でも解説していますが、自毛植毛で使用するのはあくまでも自分の後頭部の髪になります。そのため、移植できる本数には限りがあるんですね。その本数は12000本程度になります。
自毛植毛は無限に髪を増やせない@限界本数はこのくらい
また、自毛植毛には、本数の制限を受ける要因が他にもあります。その点に、ついて以下では詳しく解説しますので、自毛植毛手術を受けることを考え手いる方は、ぜひご参考にしてください。
自毛植毛の数の制限について
時間の制限
自毛植毛では、ドナー(後頭部から採取した髪)をいかに素早く植えるかが、手術成功のためには重要となります。というのは、できるだけ早く毛を植えた方が、生着率が高まると言われているからです。そのため、自毛植毛はスピードが重要な手術です。
しかし、病院によっては採取した髪の株分け作業に、たくさんの人数を割くことができないクリニックもあります。そのようなクリニックでは、一度にたくさんの植毛をすることができないため、スタッフの人数不足のせいで、一度に植毛できる本数が制限されます。
密度の制限
自毛植毛では髪を植え付ける行為は、医師の手作業により行われます。そのため、技術レベルが低い医師が手術を行うと、密度の高い植え付けができません。
密度が低い植毛しかできないクリニックでは、植毛本数も当然少なくなります。そのような病院では濃い密度に仕上げようとすると、何回も再手術が必要です。そんなことになってしまっては、メンテナンスが少なく済むという自毛植毛のメリットも失われます。
以上が、自毛植毛における時間と密度の制限となります。
なお、どちらの制限もクリニックの都合により左右される内容です。病院選びさえ間違えなければ、それらの悪影響は受けることはありません。
ですから、クリニックを選ぶときには、技術レベルが高く、植毛手術の経験が豊富なスタッフが多数在中しているところ選ぶようにしましょう。
例えば、アイランドタワークリニックでしたら、それらの条件を満足しており、一度の手術で約10,800本の大量植毛に成功しています。手術を受けるのでしたら、そのような技術レベルの高いクリニックを選ぶべきです。
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■本記事のまとめ
自毛植毛手術では、時間や密度の制約のせいで、植毛本数が減る可能性があります。ただし、それらの制限はクリニック選びさえ間違えなければ、影響を受けることの無い内容です。