頭皮の皮脂の量は多すぎても、脂漏性脱毛症を引き起こすために大量の抜け毛の原因になりますし、逆に少なければ頭皮の保護や保湿ができないため、頭皮に受けるダメージが大きくなります。
そのため、皮脂は適量をキープすることが重要であり、それを実現するためには毎日シャンプーをして頭皮を清潔に保つことが大切です。このことは次の記事でもお伝えしました。
頭皮の皮脂の適量にするためのシャンプー回数は?
ただし、皮脂の分泌量はストレスやホルモンバランス、普段の食事、体調による変化するものです。ですから、毎日シャンプーをしているにも関わらず、なかなかかゆみが取れない、すぐに湿疹ができるという方もいらっしゃると思います。
では、自分の頭皮の皮脂の量が多いのか、それとも少ないの簡単にチェックできる方法は無いのでしょうか?
実は自宅でも簡単に頭皮の皮脂量をチェックする方法があります。使用するアイテムは500円玉とハンカチだけなので、自分が脂性がどうなのかを簡単に調べたい方は、ぜひ試してみてください。
自分の皮脂量を調べる手順
まずは500円玉1枚とハンカチ(タオルでも構いません)を用意してください。そして、ハンカチでおでこの部分を軽くおさえるようにして、拭き取ります。
額を拭き終わったら、上を向いて額に500円玉1枚を押しつけてけましょう。押し付ける時間は3秒ほどです。そして、3秒が経過したら手を離して、顔をゆっくりと正面の向きに戻します。
あとは、正面を向いてから何秒後に500円玉が落ちるかを時計やストップウォッチで計測してください。
頭皮と額(Tゾーン)の皮脂量はほぼ同じと言われていますので、何秒後に落ちたかによって、皮脂量がどのくらいなのかを推測することができます。なお、判定方法には次の表の通りです
■皮脂量チェックの判定基準
- 5秒以上…皮脂の量がすごく多い
- 4~5秒…皮脂の量が多い
- 1~3秒…皮脂の量はふつう
- 1秒以内…皮脂の量が少ない
なお、皮脂が多い人の場合、頭の洗い方と丁寧にして、今使用中のシャンプーを見直すの大切ですが、それに加えて注意して頂きたいのが生活習慣が乱れを改善することです。
特に睡眠不足の方は要注意と言えます。しっかりと睡眠が取れていないと皮脂量が乱れるだけでなく、次の記事でも紹介したように、発毛に必要な成長ホルモンの分泌量低下にもつながりますので、寝不足については速やかに改善するようにしましょう。
睡眠不足は薄毛の原因@成長ホルモンが発毛・育毛には重要!
また、もっとも正確に自分の皮脂の量を把握したい方は、薄毛・AGA治療の専門クリニックで専門医に診察してみてもらってはいかがでしょう?
クリニックであればマイクロスコープを使用した上で、じっくりとあなたの頭皮の状態を調べてもらうことができるので、皮脂が多いか少ないかに加えて、薄毛が進行していないか、将来禿げる可能性があるかについても調べてもらうことが可能です。
なお、医師に診察してもらうのには高額なお金がいるのでは?と心配している方もいるかもしれませんが、東京で人気のある銀クリ(銀座総合美容外科)であれば、診察料はわずか3千円で診てもらうことができます。
薄毛治療には基本的に保険は効きませんので、それにも関わらず、専門医にしっかりと診察してもらって、料金3千円で収まるあれば良心的な値段と言えるでしょう。
銀クリの口コミや評価、良い点・悪い点は次の記事でチェックできますので、よろしければそちらの内容もご参考にしてください。
銀クリAGAの口コミと評価
※ 診察料だけでなく、その後の治療に必要に料金もリーズナブルに設定されているため、通院がしやすいAGAクリニックです。
■本記事のまとめ
自宅でできる頭皮の皮脂量のチェック方法について本記事では紹介しました。500円玉1枚を用意するだけで簡単にできる方法ですので、自分の頭皮の皮脂が気になる方はぜひチェックしてみてください。