手っ取り早く取り組める薄毛改善方法として、まず思い浮かぶのが『育毛剤』と『かつら』の2つでは無いでしょうか?
まず、『育毛剤』は頭に塗って活用するタイプの育毛治療薬ですね。ただ、育毛剤聞くと「あんなのただの気休めで、効果なんて全然ないでしょ?」と思っているいる方も多いかもしれません。
たしかに、昔は効果の怪しい商品が多く発売されていました。しかし、医学的にも効果が確認されているミノキシジルが開発されて以降は、その信頼性は高くなっています。
AGAクリニックの医師も発毛治療では、ミノキシジルを活用するケースがほとんどですからね。ちなみにミノキシジルは、日本国内では『リアップX5』や『リアップジェット』などの商品名で薬局で購入することができます※。
※ リアップX5とリアップジェットの効果の違いについては、以下の記事をご参考にしくてださい。
ミノキシジル育毛剤ならリアップX5が最も効果があるの?
また、『ミノキシジルに比べて効果が3倍!』という宣伝文句でPRされているキャピキシルという育毛成分もありますが、こちらは医的的な発毛効果が不明瞭な部分があるため、まだ手を出さない方が良いかもしれません。
新育毛成分キャピキシルとは@ミノキシジルの3倍の育毛効果!?
※ Deeper3Dやザスカルプ5.0Cなどに配合されている成分です。
では、もう一方の『かつら』については、どうなのでしょう?
かつらでの薄毛改善のメリットは、かぶるだけで密度の濃い髪を広範囲で得られる点です。装着した瞬間に、望みのヘアスタイルにすることができますからね。
そのように、手っ取り早く薄毛改善ができることから、昔からニーズの高い手法ではあります。
しかし、その反面デメリットも多い手法です。以下では、そのデメリットについて詳しく紹介します。
かつらのデメリット
1.いつバレるか分からないという不安
かつらの製造技術は向上しているため、昔に比べればバレにくい作りにはなっています。しかし、見る人が見れば、分かってしまうというのが、正直なところです。
芸能人の方でも、「あぁ、この人はカツラだな」と一目瞭然で分かる方はいますもんね。
そして、カツラを被っていることがバレるかもしれないという不安は、芸能人で無くても嫌なものです。
2.生涯コストがすごく高い
カツラは1回買えば、ずっと使い続けることができる製品ではありません。毛はどんどん傷んでくる消耗品のため、およそ2年に1回ペースで買い替えが必要となります。
ちなみに、有名メーカー製のカツラの場合、値段1つ50万円程度します。30歳から70歳までの40年間使用する場合、先ほどの買い替え頻度を考慮すると、トータルコストは50万円×20個=1,000万円です。
また、もしものときの予備のカツラを持っておく場合には、2,000万円、3,000万円という料金が必要になってきます。そう考えると、決してコストパフォーマンスの良い商品ではありません。
トータルコストで考えるなら、たとえ300万円の費用が掛かったとしても、メンテナンス手術の必要の無い自毛植毛手術の方がよっぽどリーズナブルです。
自毛植毛手術で技術力の高いAGAクリニックはどこなの?
3.抜け毛が促進する可能性がある
日中ずっとカツラを被った状態が続くと、頭皮は汗で蒸れた状態になります。頭皮や毛根のことを考えると、そのような状態が長時間続くことは、決して良くありません。
下手をすれば残っている髪の抜け毛も進行する可能性だってあります。
以上の3点がカツラを被る上で知っておいて欲しいデメリットです。
ただ、デメリットを踏まえてもカツラを選ぶ方も当然いるかと思います。短時間で好きなヘアスタイルにできるというメリットは、薄毛に悩む人にとっては大きいものですからね。
ですので、メリットとデメリットを天秤にかけた上で、かつらを被るべきなのかどうかを判断するようにしましょう。
■本記事のまとめ
カツラには短時間で好きな分だけ、薄毛をカバーできるというメリットがあります。
しかし、他人にかぶってることがバレやすい・トータルコストが高い・抜け毛を促進する可能性があるなどのデメリットがあることを理解してください。