男性の中には頭を洗った後に、タオルドライしかしないでドライヤーを使わない方が非常に多いです。もしかして、あなたもタオルでサッと拭くだけで済ましていませんか?
しかし、頭皮ケアを考えるなら次の記事で紹介したように、男性こそドライヤーを使うべきです。
ドライヤーは薄毛・抜け毛予防におすすめ
頭皮を濡れた状態で放置することは、雑菌の繁殖につながるため、育毛のためには良くありませんからね。
また、頭皮にある水分をそのまま放置すると、その水滴が蒸発する際に体温も同時に奪われることも考えられます。体温の低下は血流悪化にもつながるため、これも発毛には良くない状態です。
以上のように、タオルドライだけで済ませると、髪の成長の妨げや抜け毛にもつながりますので、お風呂上りには必ずドライヤーでの乾燥を心がけましょう。
ただし、ドライヤーから送られる熱風は送風口では約110℃もの高温になっているため、使い方を誤ると頭皮や髪を傷つける原因となるので注意しなくてはいけません。
髪を構成するタンパク質は60℃を超えると分解が始まり、100℃を超えると毛自体の湾曲が始まりますからね。
ですから、ドライヤーを活用したヘア&頭皮ケアでは、正しい使い方をマスターすることが大切にです。
ドライヤーの正しい使用法方法は、15センチ離して小刻みに動かすこと
頭皮や髪を同じ場所にドライヤーの熱風を送り続けることは、タンパク質の分解の原因になるため危険です。
そのため、使用する際には頭皮や髪から15センチ以上離して、小刻みに動かすことを意識しましょう。それができれば、頭皮を傷つけることなく、余分な水分を飛ばすことが可能です。
また、髪の内側に髪を送ることをイメージして、ドライヤーを使うと短時間で乾燥させることができるため、その点も意識するようにしてください。
それから、冒頭のリンク先の記事で紹介したような、『ナノケア』のようなスカルプケアモードが付いている製品を活用するのも1つの方法です。
スカルプモードであれば、送風が60℃のため髪のタンパク質を傷つけることがありませんからね。ただ、値段は1万円以上する高額な商品のため、無理して購入する必要は無いです。
例えば、TESCOM『TD121-K』のような2千円以下で購入できる格安ドライヤーでも、COOL・LOW・HIGH・TURBOの4つのモードが付いていますので、それらを切り替えれば十分に温度調整はできますからね。
短時間で乾燥させるために、大切なのは同じ場所に熱風を当ててつづけないことです。それを守れば、別にどんな商品を使っても構いません。
■本記事のまとめ
ドライヤーを使うときのポイントは、15センチ以上の距離を離して、小刻みに動かしなら使うことです。
使う商品は高額で無くても構いませんので、上記のポイントを意識しながら使うようにしてください。