臨床試験でも発毛効果が確認されている外用薬(頭に塗って使うタイプの薬)のミノキシジル。今薄毛に悩んでいて、これからミノキシジル育毛剤を使用を考えている方も多くいらっしゃるでしょう。
また、AGA治療のための内服薬のプロペシア(成分名フィナステリド)やザガーロ(成分名デュタステリド)は購入するためには、医師の処方箋が必要となりますが、ミノキシジル育毛剤のリアップシリーズは薬局やドラッグストアで手軽に購入できるのも魅力の1つです。
なお、日本国内で発売されているミノキシジル育毛剤は、大正製薬から発売されている次の3種類しかありません。
- リアップX5プラス
- リアップジェット
- リアップリジェンヌ
大正製薬以外からは、ミノキシジル育毛剤は発売されていないため、薬局でミノキシジルを買うとすればそれらの中から選ぶことになります。ただ、初めて育毛剤を購入する方にとっては、どれを選べばイマイチわかりにくいですよね。
そこで、本記事ではそれぞれの製品の特徴と、どんな人におすすめかも併せて解説します。どの育毛剤を使うか考え中の方や、今使用している製品が合わなくて買い替えを検討している方は、ご参考にしてください。
ミノキシジル育毛剤の特徴
1.リアップX5プラス
- 分類:第一類医薬品
- 対象:成人男性
- ミノキシジル濃度:5%
- その他の成分:ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、l-メントールなど
- 市場価格:7,500円
ただし、ミノキシジルを頭皮に塗ると、その濃度によってはかぶれ・炎症などが起こる人が約1割いますので、もし頭皮に異変を感じたら、使用を中断し、医師に相談をしましょう。
2.リアップジェット
- 分類:第一類医薬品
- 対象:成人男性
- ミノキシジル濃度:1%
- その他の成分:パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントールなど
- 市場価格:3,500円
ただし、リアップX5プラスを使うと頭皮に炎症などが起こる人の中には、濃度が低いリアップジェットなら使えるケースもあるので、その場合には一度試してみれば良いでしょう。
濃度が低いとは言えミノキシジルが1%配合されていますので、朝晩きちんと使い続ければ改善を期待することはできます。
3.リアップリジェンヌ
- 分類:第一類医薬品
- 対象:成人女性
- ミノキシジル濃度:1%
- その他の成分:パントテニールエチルエーテル、トコフェロール酢酸エステル、l-メントールなど
- 市場価格:5,000円
女性の場合、敏感肌の人が多くリアップX5プラスを使用すると、頭皮が炎症・湿疹を起こす可能性が高いので、ミノキシジル濃度は1%のリアップリジェンヌを使用するようにしてください。
なお、リアップリジェンヌの使用者の感想は次の記事が参考になります。
結局どのミノキシジル育毛剤を選べば良いの?
基本的には男性は「リアップX5プラス」、女性は「リアップリジェンヌ」を選べばOKです。
ただし、本文中でもお伝えした通りリアップX5プラスを使用して、頭皮に炎症やかぶれを起こすようならば、ミノキシジル濃度の低いリアップジェットの使用を考えましょう。
また、リアップジェットを使用しても頭皮に炎症を起こす場合には、内服薬タイプのミノキシジル(通称ミノキシジルタブレット)の使用を検討するのも1つの方法です。
内服タイプのミノキシジルは医師から処方してもらう必要があるので、AGAクリニックへ通院する必要はありますが、飲み薬のため頭皮が敏感肌の人も使用することができますよ。
例えば、銀クリ(銀座総合美容クリニック)のようなクリニックであれば、内服タイプのミノキシジルも処方可能です。1医院あたりの患者数が日本一の人気のAGAクリニックです。関東地方ではCMも放送されているので、ご存知の方も多いかと思います。
【参考】銀クリAGAの口コミと評価【低料金で患者満足度が高い!】
こちら(↑)で銀クリでの治療内容や、患者さんの口コミをチェックすることができます
■本記事のまとめ
市販のミノキシジル育毛剤とそれぞれの使用をおすすめする人を紹介しました。
本文中でお伝えしたように、基本的に男性は「リアップX5プラス」、女性は「リアップリジェンヌ」を選べばOKです。
男性で肌が弱いの方のみ、「リアップジェット」を使用することを検討しましょう。