低出力レーザー照射の薄毛治療の効果【推奨度BのAGA治療法】

日本皮膚科学会より2017年12月に公開された『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』。7年ぶりの改訂版だったこともあり、業界内ではかなり話題となりました。

そして、今回のガイドラインでは新たにいくつかの薄毛治療方法が紹介されています。それらの中でも特に異質だったのが「LEDおよび低出力レーザー照射」による治療法です。

薄毛治療はミノキシジル外用薬（リアップX5プラスやロゲイン）、フィナステリド内服薬（プロペシアやファイザー）、デュタステリド内服薬（ザガーロカプセル）などお薬を使った治療法が一般的です。

一方、LEDおよび低出力レーザー照射の治療ではお薬を一切に使わない治療方法です。しかも、その方法がガイドラインでは推奨度B※と2番目に高い評価を受けています。

※　推奨度Bはガイドライン内で「行なうように勧める」と定義されている治療であり、外用ミノキシジル・内服フィナテリド・内服デュタステリドなどの推奨度Bに次ぐ高い評価です。

ですが、お薬を使わない治療が本当にAGAの改善に効果を期待できるのでしょうか？気になっている方も多いはずです。

そこで本記事ではLEDおよび低出力レーザー照射治療について、その効果や方法、そして実際に治療に取り組む方法について詳しく紹介します。

低出力レーザー照射治療が気になっている方や、お薬以外の治療方法をお探しの方には参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

LED・低出力レーザー照射の発毛効果は試験で確認されている

LEDおよび低出力レーザー照射による治療とは、その名前の通り頭皮に低出力のレーザーを照射する治療のことです。

そんな方法が本当にAGAに効くの？と思われる方もいるかもしれませんが、男性と女性のどちらに対しても試験でその有効性を確認できています。

では、薄毛に対してどのような効果があったのかを男性の場合を例にしてご紹介します。

試験は110名の男性被験者を対象に行なわれました。2つのグループに分け、片方のグループには655nm低出力レーザーを週3回照射し、もう一方のグループにはレーザー照射を行いませんでした。試験の期間は26週です。

26週間後、低出力レーザーを照射したグループは毛髪数が19.8本/平方センチ増加し、もう一方のグループは7.6本/平方センチ減少しました。

また、女性のケースで同様の実験が行われましたが、やはり低出力レーザーを照射した場合には髪の本数が増加するという結果でした。

つまり、低出力レーザー治療は男性と女性のどちらの薄毛にも発毛効果を期待できる治療です。

アメリカのFDAにも認められた効果を期待できる治療方法

なお、日本ではLED照射治療は決して有名な治療ではありませんが、AGA治療先進国のアメリカでは多くの方に知られている治療法の1つです。

その証拠にアメリカのFDA（アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省のような位置づけ）も低出力レーザー治療を薄毛治療として認可しています。

ちなみにFDAで認可されている薄毛治療法の外用ミノキシジル、内服フィナステリド、自毛植毛手術はアメリカで認可後にいずれも日本で人気となっていますので、低出力レーザー照射も今後国内で広まっていく可能性は十分に考えられます。

専用機器さえ買えば自宅で手軽に治療ができる

では、どうすれば低出力レーザーによる治療を受けられるか？についてですが、専用機器さえ購入すれば自宅で簡単に治療を受けることができます。

例えば、ヘアマックス（HAIR　MAX）のような育毛医療機器がそれに該当します。

なお、低出力レーザーを受けられるクリニックは探せばありますが、試験で効果を確認できたのは週3回照射した場合です。そんなにクリニックを通うことは決して現実的ではありませんよね。

当然のことながら、試験よりもり低い照射回数だと同等の発毛効果を期待するのは難しいです。そのため、試験と同じような効果を期待したいのであれば自宅で簡単に治療ができる専用機器を活用するのが良いでしょう。

ちなみにヘアマックスは以下のような商品ラインナップがあります。

■ヘアマックス一覧

いずれも商品も出力されるレーザーの波長は同じですので期待できる効果に違いはありません。違いは照射にかかる時間だけですので、ご自身の予算に合わせて好きな商品を選べば良いですよ。

次の公式サイトであれば、2年間の国際保証・送料無料・30日間の返品返金に対応していますので、賢くヘアマックスを購入したい方はそちらをチェックしてみてください。

※　こちら（↑）でヘアマックスで実際に治療をした方のビフォー・アフター画像もチェックすることができます。

■本記事のまとめ