まずこちら(↑)の画像をご覧ください。
薄毛の男性二人がヒモがついた吸盤をお互いの頭に貼り付けて、それを引っ張り合っている光景。あまりにもインパクトがありすぎて、凝視してしまかった方も多いはずです。
テレビ番組のバラエティ企画やコントのように思えるかもしれませんが、実はきちんとルールのあるスポーツ競技なんです。
その名も『吸盤綱引き(はげ頭吸盤綱引き)』。
そしてその吸盤綱引きを体験できるイベントが、2019年ついに東京で開催されることになりました!
そこで本記事では吸盤綱引き大会のルールやその発祥、東京大会の概要・参加方法、過去に吸盤綱引きに参戦して大活躍した芸能人のことなどを詳しくお伝えします。
吸盤綱引きとはどんな競技?競技ルールや発祥を詳しく紹介
吸盤綱引き大会は青森県鶴田町(ツルタ)にある『ツル多はげます会』が考案した競技です。
そもそも『ツル多はげます会』は鶴田町に住む薄毛の竹浪正三さんが、「ハゲ頭の連中を集めて、暗い世の中を明るくしようじゃないか!」と薄毛の友人・知人に声をかけて1989年(平成元年)に立ち上げた会。
その会の中で年2回、『有多毛(うたげ)』という会を開いているのですが、その中で始まったのが『吸盤綱引き』だったのです。これが吸盤綱引きの発祥です。今から30年前も前からこんな競技が行われていたなんて、びっくりしますよね。
そしてきちんと競技としてルール化されて、「第1回吸盤綱引き全国大会」が開かれたのは2015年。なお吸盤綱引き全国大会の競技ルールは次の通りです。
■競技ルール
- 1.3本勝負で2勝した方の勝ち
- 2.1試合あたりの制限時間は30秒
- 3.お互いの額(頭)に吸盤をつけ、吸盤を引っ張り取った方の勝ち(取られた方の負け)
- 4.制限時間内で決着がつかない時は、綱の中心の目印が自陣にある方が勝ち
- 5.1対1で対戦するトーナメント方式
ちなみに第一回の全国大会は青森県鶴田町にある鶴田町公民館で、ツル多はげます会の幹事長の成田晃生さんが優勝しました。
さすが優勝するだけのことはあって、成田さんすごくいい頭をされています!
あのモト冬樹も吸盤綱引き大会参加していた!
実は「第1回吸盤綱引き全国大会」にはあの有名芸能人も参加していました。その方とはモト冬樹さんです。
しかも彼はその磨きあげたオデコ力をいかんなく発揮して、なんと大会を勝ち抜いて決勝まで進みます。さすが薄毛界のレジェンド芸能人!
決勝こそは先ほど紹介した優勝者の成田晃生さんに惜しくも敗れましたが、それでも敗れましたがそれでも準優勝とはさすがですよね。
ちなみに表彰式でのモト冬樹さんの様子がこちら(↓)
おでこに真っ赤な吸盤の跡がついており、『ハゲしい戦い』だったことがよくわかります。
吸盤綱引きをの体験イベントが2019年に東京で開催!会場や日程
そんな吸盤綱引き大会を体験できるイベント『ツルタの宴』が東京浅草にある『まるごとにっぽん』で開催されることになりました。
本イベントの概要は次の通りです。
- 会場:東京浅草・まるごとにっぽん
- 住所:111-8535 東京都台東区浅草2-6-7
- アクセス:東京メトロ銀座線『浅草駅』1番出口より徒歩1分
- イベント名:はげます会・吸盤綱引き体験
- 主催:青森県鶴田町
なお吸盤綱引き大会はを体験できるイベントは以下の日程で行われます。
2/9:13:30-14:00、15:00-15:30
2/10:11:00-11:30、13:30-14:00
体験できるのは2/9(土)、2/10(日)の2日間だけですので、吸盤綱引き大会をやってみたい方、おでこの自信のある方はぜひ浅草まで足を運んでくださいね。
まとめ
今回の記事は『吸盤綱引き大会』のルールや発祥、そして東京で開催される体験イベントの情報をお伝えしました。
薄毛・ハゲの本人にとってはたいへん辛い悩みです。しかしそれをポジティブに捉えて今回のようなイベントを開催するのは素晴らしい試みだと感じました。
実際に女性100人から取ったアンケートでも、薄毛であっても自信を持った立ち振る舞いをする人は素敵に感じると回答しています。
そういう意味で『ツル多はげます会』の皆さんの明るい心意気は僕たちも見習いたいですね。