日本人が開発した薄毛治療方法として、『HARG療法(ハーグ療法)』という治療法があることを、以下の記事で紹介しました。
HARG療法の効果と副作用@日本発の薄毛治療方法
記事内でも解説したように、HARG療法は毛率が99%にも達する治療方法です。また、ミノキシジルやフィナステリドのような副作用の危険がある薬剤は使用しませんので、安全性の高い治療方法と言えます。
そのように期待できる効果が高く、副作用の心配も少ないことから、薄毛治療でHARG治療を検討する方が増えているようです。しかし、まだ新しい治療方法であるため、どのような治療が行われるのかを把握されていない方も多いかと思います。
そこで、以下ではHARG治療の流れを解説します。どんな風に治療が行われるのかを知りたいという方は、ご覧になってみてください。
1.頭皮の状態の診察と問診
まずは、頭皮の状態をチェックしてもらいます。そして、理想としたい髪の状態、今悩んでいることを医師と話合った上で、治療の計画が作成されます。
また、治療費がいくらになるか、不安な方はこの時点で、今後必要になる料金を確認しておきましょう。HARGでは継続的な治療が必要ですので、一回あたりの治療費ではなく、1年を通していくら必要になるかを確認することも大切です。
2.シャンプーで汚れ・整髪料を洗い落す
HARG療法では、ハーグカクテルと呼ばれる薬剤を直接に頭皮に注入します。そのため、浸透の妨げになるような、汚れ・ホコリ・整髪料などをシャンプーで洗い落すことが必要です。
3.ハーグカクテルの注入
人間の幹細胞に含まれるAAPE(脂肪由来幹細胞たんぱく質抽出物)と、育毛・発毛をサポートする成分を配合したハーグカクテルを頭皮に注入します。
なお、注入方法としては注射器によるものが一般的ですが、その方法では針を刺すときに、少なからず痛みが伴います。そのため、最近では針を使わないレーザーによる治療方法も登場しました。
以上で治療は完了です。これを治療効果が出るまでは、3、4週間に1回のペースで繰り返します。また、髪が生え始めてから、徐々にそのペースを落としていき、最終的には2~4ヶ月に1回の通となります。
ちなみに、HARG療法の治療にかかるお金は、約半年で120万円程度です(HARG治療センターの場合)。値段から分かるように、決して安い金額ではありません。もちろん、他のAGA治療と同様に、健康保険は効きません。
ですので、治療をするかどうかは医師とじっくりと相談した上で、判断されることをお勧めします。HARG治療センターなら、初診料5千円を支払えば、医師によるカウンセリングを受けられますので、治療を考えている方は、その場で分からないことや不安なことを、とにかく相談することが大切ですよ。
■本記事のまとめ
HARG治療の流れについて解説をしました。なお、HARG治療が他の薄毛治療と比較して、料金が高額になるため、治療するかどうかはじっくりと検討した上で、判断するようにしましょう。