AGAクリニックで薄毛(男性型脱毛症)の受けられることが、徐々に一般の方にも認知されるようになってきました。
これまで、頭が禿げてしまったら、アートネイチャーやアデランスでカツラ・増毛をするしかないと考えていた方にとっては、病院で治療を受けて自分の髪が生えてくるというのは、本当に嬉しいことでしょう。
ただ、気になるのは病院で治療を受けるといっても、薄毛が改善するまでにどのくらいの期間がかかるのかというのは気になるはずです。
薬を飲めば1週間で生えて来るのか?、それとも3年以上も長い年月をかけて治療するものなのか?、もし、時間がかかるのであれば、それだけの長期間に渡り治療費もそれだけかかるため、金銭的な負担も大きくなってくるので、治療期間の目安は把握しておきたいですよね。
そこで、以下ではAGA治療における治療期間の目安をご紹介します。これからAGAクリニックでの薄毛治療を始めようとしている方は、ご参考にしてください。
変化が出るまでの期間の目安は約6ヶ月
当サイト「フサメン」では、銀クリ、AGAスキンクリニック、湘南美容外科クリニック、アゲインメディカルクリニックなど、男性型脱毛症の治療を専門にするクリニックを取材させていただきましたが、そこで医師やスタッフの方がおっしゃっていた目安の期間は約6ヶ月(半年)です。
もちろん、治療の結果は個人差はあるため、「○ヶ月治療すれば薄毛は改善しますよ」と明確には教えてもらうことはできませんでしたが、「6ヶ月間治療を続けられると、変化を実感される方が多いですね」という趣旨のことは教えてくださいました※。
※ もちろん全員が半年で効果が出る訳ではありません。もっと早く効果が出る人もいれば、薬が合わない場合には半年治療を続けても効果が出ないケースもあります。薄毛治療に限らず、100%全員に効く薬は無いですのでこれは仕方ありません。
ちなみに、アゲインメディカルクリニックでは、返金保証付きで薄毛治療を受けることができますが、その判断をする期間も半年です。この点から治療期間の目安が6ヶ月というのはあながち間違っていない数値と言えます。
プロペシアを飲んで見た目の変化を感じたられるのは4ヶ月目以降
では、薄毛に治療するお薬の取説や使用ガイドには、効果が出るまでの期間がどのように書かれるているのでしょう?
AGA治療の内服薬として厚生省から認可をされている、プロペシアを例にご紹介します。
プロペシアの使用ガイドによると、治療期間とそれに対する効果は次のように解説されています。
■プロペシアの使用期間と効果
- 開始~3ヶ月…抜け毛が減少、生え際に産毛が目立つ。
- 4ヶ月~6ヶ月…産毛が太くなり、伸びる。薄毛が目立たなくなる。
- 6カ月~1年…明らかな抜け毛の減少。後退していた生え際の前進。
- 1年~3年…薄毛が徐々に減る。今まで改善しなかった部位でも改善
- 4年以降…改善した毛髪が維持される
上記の内容をご覧になってわかるように、4ヶ月~6ヶ月すれば薄毛が目立たなくなってくる方が多いです。実際、そのくらいの時期から周囲の人に「髪増えた?」と指摘される人が増えています。
また、クリニックの治療ではプロペシア(有効成分フィナステリド)以外にも、発毛をサポートするミノキシジルも使用するケースが多いため効果の面では、プロペシアのみを使用するよりも期待ができます。
ですので、AGAクリニックが治療で効果が出るまでの期間はだいたい半年というのは、クリニック側のこれまでの実績や薬の臨床試験のデータから見ても、目安としては間違っていないように感じます。
言い換えれば、治療をスタートして半年が経過する前に、自分には効果が出ないと諦めるのは早いですので、薄毛治療を始めたら最低でも半年間は継続をしていただきたいです。
■まとめ
AGAクリニックで薄毛治療を始めた場合、効果が出るまでの期間の目安は半年間です。
そのため、1ヶ月や2ヶ月で効果ができないからと言って、治療を中断するのはもったいないです。