イングランド代表のサッカー選手・ルーニーが自毛植毛を受けたということをカミングアウトしてから、自毛植毛というAGA治療方法は一躍有名になりました。次の記事でも詳しく紹介した通り、治療を受けたルーニーの頭髪(特に生え際部分)の見た目は、明らかに改善しています。その効果を見て「ぜひ、私も治療を受けたい」と考える方が増えるのは当然でしょう。
【参考】サッカー選手ルーニーが行った植毛法とは【切らないFUE法】
ただ、上述した記事は確認していただければ、お分かりいただけるように、ルーニーは同じ病院で2回の自毛植毛手術を受けました。その理由については公表されていませんが、おそらく1回だけの手術では満足いく本数の毛を移植することができなかったためです※。
※ 2回の手術はどちらも同じ病院で受けており、そのスケジュールは当初から決まっていたと発表されていますので、決して1回めの手術が失敗したわけではありません。
では、そもそも1回の自毛植毛手術では多くの本数を移植することができないのでしょうか?これから自毛植毛を受けようと考えている方にとては、気になる内容でしょうから、この点について本記事では詳しく解説します。
手術回数を分けるのは増やす理由は密度の濃い移植を実現するため
まず、ルーニーのように手術回数を増やす理由については、これは移植する髪の密度を高めるためです。手術後の髪の状態を濃くみせるためには、植毛する髪の間隔をできるだけ狭くする必要があります。ただ、狭くしすぎると、髪を植える際にスリット(切り込み)を入れるときに他の髪の毛母細胞を傷つけてしまうことが起こりえます。
もちろん、毛母細胞を傷つけてしまっては、その毛は生着しないため、今後生えていることはありません。特に医師の技術が未熟だった場合には、そのようなことが起こる可能性が極めて高くなるんですね。ですから、そのリスクを避けるために複数回に分けて手術を行います。
なお、手術と手術の間隔は3ヶ月以上は空けるべきなので、最終的に症状が改善するための期間も長くなることも理解しておかなくてはいけません。
1日4000グラフト(1万本以上)を達成しているクリニックもある
ただし、クリニックを選べば1回の手術で大量植毛を実現している医院もあります。例えば、日本国内で自毛植毛シェア1位※のアイランドタワークリニックはそれにあてはまります。
※ 国内シェア率は約70%であり、自毛植毛を受ける10人中7人がアイランドタワークリニックを選んでいる計算です。
こちらのクリニックでは独自の自毛植毛『i-direct法※』を採用しており、その手法で1日4000グラフト(毛の本数に10000本以上)の自毛植毛をすることに成功しています(人間の髪は約10万本のため、その10%もの本数を1回で移植している)。
頭皮を切らなければいけない既存の自毛植毛方法(FUT法)とは異なり、メスを使わない・頭皮を切らない手術を方法です。
また、この方法では毛の植え付けにピンセットを使わずに、専用のインプランターの活用して空気圧で移植しますので、移植株へのダメージを低く抑えられ、95%もの高生着率生着率を実現しています。
1度に大量の髪を植えると生着率が下がらないか心配
ですが、それだけ多くの本数を移植した場合には、移植後にきちんと生着するのかを不安に感じている人も当然多いでしょう。せっかく移植をしても、それが生えてこなければ何のために手術をしているかが分かりませんからね。
この点について、アイランドタワークリニックでは生着率95%もの数値を達成しているため、安心で手術を受けられると言えます。なお、これだけ高い生着率を実現している大きな理由は、『i-direct法』が優れていることに加えて、手術経験が豊富な技術レベルの高い医師が在籍している点が挙げれます。
先ほどお伝えしたように、アイランドタワークリニックは自毛植毛の国内シャアが70%にもなるクリニックです。そのため、医師が手術する回数も他の病院と比べると多くなり、自然と医師の技術も磨かれていくわけです。
そのため、大量本数を髪を一度に移植したいのであれば、アイランドタワーのような実績と技術力ともに高いクリニックを選ぶようにしてください。アイランドタワークリニックの口コミ情報については、次の記事をご参照ください。
なお、アイランドタワークリニックはARTAS(アルタス)のような自毛植毛ロボットは使わずに、手作業に移植手術を行うクリニックです。人間の手での作業は心配だから、ロボットを活用した手術を受けたいという方は、TOMクリニックのようなARATSを導入しているクリニックを選べばよいでしょう。
■本記事のまとめ
クリニックを選べば1回の手術で大量の植毛をすることは可能です。例えば、アイランドタワークリニックでは1回の手術で4000グラフトもの移植手術に成功しています。