「薄毛は親からの遺伝だけで決まるので、それ以外の要因は何にも関係ない!」、そのようなことをおっしゃる方は今でも少なくありません。
しかし、薄毛・AGA(男性型脱毛症)というものは親からの遺伝だけで決まるような単純なものではありません。その証拠に、たとえ親が禿げていても、息子は髪がフサフサなんてケースは少なく無いです。
また、兄弟のお兄ちゃんは薄毛なのに、弟はフサフサに生えているという場合もあります。つまり、薄毛というのは遺伝以外にもさまざまな要因から決定づけられるんですね。
そこで、こちらのページでは薄毛の原因となる6つの要因をまとめてご紹介します。
また、現在ではミノキシジル(外用薬タイプの発毛剤)やフィナステリド(内服タイプの抜け毛防止薬)などの薄毛治療薬も開発されているため、若ハゲは治療できない病気ではなくなりました。
それに、投薬治療で効果が無かった場合にも、育毛メソセラピーや自毛植毛のような方法もあるため、AGAは昔と比較してはるかに改善がしやすくなっています。
ですから、たとえ今薄毛が進行していたとしても、原因をきちんと把握した上で、あきらめずに対策に取り組むことを心がけるようにしましょう。
1.生活習慣
私達が普段何気なしに行っている生活習慣の中にも、薄毛の原因というのは存在しています。例えば、次のような行為に心当たりは無いでしょうか?
- 休憩時間や食事の後には必ずタバコを吸っている
- 毎日晩酌を欠かしていない
- デスクワークが中心で運動する就職してから運動をしていない
- 仕事はほぼ毎日終電まで残業で、睡眠時間は1日5時間程度しかない
- 以上の内容は全て薄毛の原因となる生活習慣となります。
薄毛の原因その1・生活習慣
2.間違ったヘアケア
髪のためにと思ってやっているケアのはずが、実はさらに抜け毛を増やすことになっていたというケースもあります。
例えば、ヘアスタイルを整えて髪を美しく見せるためのブラッシングも、やり方も間違えば抜け毛を急増される場合もあるんですね。
また、髪に気を使う人がよく行っている朝シャン(朝出かける前に頭を洗う行為)も、抜け毛を増やす原因になるため、おすすめできません。
薄毛対策のためには、次のページから確認できる間違ったヘアケアを把握して、自分自身では絶対に行わないことが大切です。
薄毛の原因その2・間違ったヘアケア
3.遺伝
遺伝ももちろん薄毛の原因になり得る項目の1つです。ただし、勘違いしてほしくないのが、禿げそのものが親から子へ受け継がれるわけではありません。
親から受け付くのが、男性ホルモンの量・男性ホルモンを活性化させる体内酵素の量・男性ホルモンの感受性の高さなどの、薄毛のなりやすさを決める体質要因だけです。
ですので、薄毛そのものが親から子供へと遺伝するわけではありません。親が薄毛であっても、子供は禿げないケースはいくらでもありますからね。
なお、さらに詳しい解説については、以下のページから確認できる記事で紹介しています。
薄毛の原因その3・遺伝
4.皮脂・フケ
頭皮にある皮脂やフケも放置すれば抜け毛・薄毛の原因になります。
特に頭皮に対して刺激の強すぎるシャンプー剤を使用している方は、頭皮がダメージを受けているせいで、フケが発生しやすい状態になっている可能性が高いので注意をするようにしてください。
また、逆に全くシャンプーを使わない湯シャン派の方も、きちんと頭皮を洗えていない場合には、皮脂の大量発生の原因になりますので、気を付けるようにしましょう。
薄毛の原因その4・皮脂・ふけ
5.男性ホルモン
体内の中でも活性の強い男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)は、AGAの原因になるものです。
なお、同じ男性ホルモンでもテストステロンは抜け毛を誘発することはありません。ですから、男性ホルモンすべてが紙にとって悪者という訳ではありません。
それに、DHTの影響を抑えるためのお薬(プロペシアやファイザー)も、AGAクリニックで処方してもらうことができますので、治療方法も確立していると言える原因です。
薄毛の原因その5・男性ホルモン
6.外部刺激
紫外線や乾燥といった周囲の環境も、頭皮にダメージを与えるため薄毛の原因になります。
特に春・夏の紫外線と、秋・冬の乾燥は頭皮への刺激が大変強いですので、対策には注意するようにしてください。
また、育毛のためにと頭皮をポンポン叩く行為をする方がいますが、そのような行為が育毛・発毛につながる科学的な根拠はありません。
それどころか、抜け毛の原因にだってなってしまうので、すぐにやめましょう。
なお、頭皮へダメージを与える外部要因と、その対策については以下からご確認いただくことができます。
薄毛の原因その6・外部刺激
■本記事のまとめ
薄毛・AGAの原因になる6の要因について、こちらの記事ではご紹介をしました。
なお、各原因の詳しい内容や対策方法については、リンク先の記事でチェックすることができますので、そちらの内容もご参考になれば幸いです。