プロペシアの効果が無ければ薄毛治療の方法は自毛植毛だけ?

薄毛で悩む男性

最近はドラッグストアで育毛剤を購入して改善するのではなく、病院へ行き専門医から治療を受ける方が増えてきています。

もちろん、病院では治療を受けるためには、薬局で育毛剤を買うよりも高額な費用は必要です。しかし、医薬品を活用した根拠のある発毛治療を受けられるため、本気で治療に取り組みたい方が、AGAクリニックを選ぶのは当然の流れと言えます。

そして、クリニックのAGA治療で使われる医薬品の代表と言えるのが、プロペシアという内服薬です。こちらはアメリカのメルク社で開発された薬であり、日本だけでなく海外でも薄毛治療として大きな支持を獲得しています。

その証拠に、日本皮膚科学会が発行している男性型脱毛症診療ガイドラインにおいても、プロペシアの有効成分のフィナステリドは推奨度Aの評価です。

なお、男性型脱毛症診療ガイドラインで推奨度Aの治療方法は、それ以外では外用育毛剤のミノキシジル(大正製薬のリアップX5やリアップジェットに含まれる成分)だけですので、プロペシアが薄毛・ハゲの改善に適した薬であることがお分かり頂けるはずです。

しかし、プロペシアと言えでも100%の人に効果がある万能薬ではありません。そもそも、100人が使用して100人に効果がある薬なんて存在しないですからね。臨床試験の結果では、3年継続した場合の改善率は78%でしたので、約20%には改善の効果の無い薬と言えます。

では、もしプロペシアが効果が無かった場合の、AGA改善の手法として自毛植毛しか方法は無いのでしょうか?

自毛植毛は効果のある手法だと分かっていても、メスを使う外科手術であるため抵抗がある方も多いかと思います。ですが、何も代替対策は植毛だけではありません。

プロペシアが効果が無かった場合、あるいは副作用の影響で使えない人向けの対策としては、他にも以下に示す2つの方法が考えられます。

プロペシアの効果が無い・使えない場合の対策方法

1.サプリ&ミノキシジル

リアップとボストン

まずは1つは外用育毛剤のミノキシジルとサプリメントを併用する方法です。プロペシアの作用というのは、抜け毛の原因となる男性型ホルモンDHTの生成を抑制することになります。

そして、サプリメントの中もDHTの抑制へアプローチすると言われている成分があるんですね。それがノコギリヤシです(上記画像はノコギリヤシが配合された育毛サプリBOSTON)。他にも亜鉛、イソフラボンなどの抜け毛予防へアプローチするために摂取する方が多くいます。

特に女性の場合は、プロペシアを使えませんので初めからミノキシル系の育毛剤とサプリメントを併用するのは、おすすめの育毛方法です。

2.育毛メソセラピー

育毛メソセラピー

育毛メソセラピーは発毛促進をサポートする成長因子や、髪の栄養を注射器やレーザーを使い直接頭皮に注入する方法であり、最先端の薄毛治療方法です。

芸能人でも取り組まれている方が多く、女優の遠野なぎこさんもこちらの方法で薄毛治療に取り組まれていることをテレビ番組『私の何がイケないの?』内で、カミングアウトされていました。

なお、育毛メソセラピーはまだ導入しているクリニックが少ないため、治療を受けたい方はその有無を事前に確認するようにしてください。

例えば、湘南美容外科クリニック、銀クリAGA(銀座総合美容外科クリニック)、AGAスキンクリニックでは育毛メソセラピーでの治療を受けることが可能です。

いずれもクリニックも今でしたら、無料カウンセリングを実施していますので、興味のある方はまず相談してみるのが良いでしょう。

中でも『銀クリAGA』は育毛メソセラピーを2万円以下の金額で受けることができますので、費用を抑えたい方にはそちらがおすすめです。詳しい治療料金や口コミについては、以下で紹介しています。
銀クリAGAの口コミと評価【育毛メソセラピーの費用が安い!】

以上がプロペシアの効果が出なかったけど、自毛植毛はしたくない人向けの治療方法となります。プロペシアで満足のいく効果が選られなくても、他に薄毛治療方法はありますので、決してあきらめないでくださいね。

■本記事のまとめ

プロペシアで満足できる治療効果が選られなくても、他にも方法はあります。例えば、サプリとミノキシジルの併用であったり、最先端の育毛メソセラピーを活用した方法、自毛植毛などです。