ゴシゴシと髪をタオルで拭くのは抜け毛を増やす原因になる

洗髪

お風呂やシャワーの後に、濡れた髪をバスタオルでゴシゴシ拭くような行為をあなたはしていませんか?

たしかにタオルドライだけで短時間で頭皮を乾燥させるのであれば、ゴシゴシ拭きは有効な手段であるため、実践している方も多いでしょう。特に男性の方の場合、ドライヤーを使わない人も多いので、かなり高い確率で強い力で頭をゴシゴシとしているかと思います。

しかし、この行為は頭皮や毛髪の健康を考えるのであれば、決しておすすめできるようなケア方法ではありません。残念ながら、タオルで頭を激しく拭く行為は薄毛・抜け毛の原因になってしまいます。

そのため、AGA(男性型脱毛症)の不安がある方や、最近になり抜け毛が増えていているという方は、すぐにその習慣もやめるようにしてください。

力を入れて水分を拭き取ると、髪の根元に大きな負荷がかかります

タオル

どうして、タオルでゴシゴシと力かけて拭き取るのがいけないかというと、タオルの摩擦のせいで、毛根に対して引っ張るような力が働くことになるからです。

それを毎日続けてしまうと、牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)の原因になることも考えられます。

牽引性脱毛症とは脱毛症は毛を引っ張られることで、頭皮に血行が行きわたりにくい状態になり、発毛・育毛に必要な栄養が行き渡りにくくなる状態のことです。

女性の方でポニーテールのような髪を引っ張って結ぶタイプのヘアスタイルをしている方に、よく見られる薄毛の症状になります。

ポニーテール

そして、髪が引っ張られて頭皮への血行が悪くなるということは、一部分の抜け毛だけではなく、毛髪全体の薄毛につながります。ですので、将来禿げたくない方や、薄毛をこれ以上に進行させたくない方は、タオルドライの方法については注意しなくてはいけません。

毛髪の正しいタオルドライ方法

正しいタオルドライ

では、どのようにタオルドライするのが正しいのかですが、優しく髪をポンポンするようなイメージで水分は拭き取るようにしてください。

「そんなの時間がかかって面倒くさいし、いつまで経っても乾かすことができないよ!」なんておっしゃる方もいらしゃるでしょう。

ですが、タオルドライの目的は完全に水分を取り去ることではありません。髪と頭皮の表面にある水滴と取り去り、ドライヤーでの乾燥時間を短くすることが目的です。

髪が濡れた状態でドライヤーを使うと、キューティクルを傷つけることになりますからね。乾燥の主役はあくまでもドライヤーです。

ドライヤーは正しく使うことで、薄毛・抜け毛改善の味方にもなってくれるアイテムですので、男性であろうと、女性であろうと薄毛が気になる方は絶対に活用するようにしましょう。

正しいドライヤーの使用方法については、次の記事で詳しく解説していますので、そちらが参考になれば幸いです。
ドライヤーの間違った使い方は薄毛・抜け毛の原因になる

それからドライヤーについては、マイナスイオンが噴出されるような高額な製品を使う必要はありません。家電量販店やアマゾンで売られている2、3千円の物で十分です。

それに、一度買っておけば長期間に渡り、長い間使い続けることができますので、男性の方も頭皮ケアのために、ぜひドライヤーを活用してください。

また、これまでずっとドライヤーを使ってこなかったし、最近抜け毛が増えてきたので、頭皮や毛髪がどうなってるか心配だという方は、一度専門医に頭髪の状態をチェックしてもらってはいかがでしょう?

例えば、TOMクリニックであれば3千円を支払えば、医師がBUSHというオリジナル頭髪診断を実施中です。AGA治療の専門医がしっかりと診てくれるのであれば、3千円を支払う価値は十分にあります。

TOMクリニックのBUSH治療

TOMクリニックの詳しい口コミ・評価については次の記事をご参照ください。
TOMクリニックの口コミと評価【リーズナブルな薄毛治療】

それから、お金を使わずに無料で頭皮をチェックしてもらいたい方は、湘南美容外科クリニックがおすすめです。こちらで無料カウンセリングを申し込めば、専門医がマイクロスコープを使い、頭皮をチェックしてくれます。

湘南美容外科クリニック

湘南美容外科クリニックの詳細については、次の記事でご覧いただけます。
湘南美容外科クリニックの口コミと評価【薄毛治療の総合病院】

なお、いずれの病院も頭皮をチェックしたからといって、治療が強制されることはありませんので、その点はご安心ください。

■本記事のまとめ

タオルでのゴシゴシと髪を拭くのは、薄毛予防の面からみればマイナスです。あまりに強く力を入れて拭くことは、抜け毛の原因にもなるので、髪をタオルで包むようにし、優しくポンポンと叩いて、水分を取るようにしましょう。