発毛・育毛のために睡眠が重要というのは、なんとなく理解している人は多いかたと思います。また、寝不足な生活が続いて、抜け毛増えた経験があるという方もいるのではないでしょうか?
実際、仕事で深夜残業や徹夜が続くと、抜け毛が増えた、髪が細くコシがなくなってきたと感じる方は非常にたくさんいます。
ですが、睡眠不足の生活が続くと髪に悪影響を与える理由については、正しく把握されていない方はほとんどいません。
しかし、睡眠と発毛・育毛には明確な関係があり、そのことを理解しておくことはAGA・薄毛治療において重要なことです。
そこで、以下ではそれらの関係性と、発毛のために睡眠で注意することを解説します。毎日の眠りをおろそかにしている方はぜひチェックしてください。
成長ホルモンが発毛・育毛には大切です
髪と睡眠との関係について解説する前に、まず知ってもらいたいのが、私達の髪がどのように成長するのかについてです。
私たちの髪というのは毛根内部にある毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことにより、新しい毛を生み出しどんどん成長していきます。つまり、細胞分裂を促進させることによって、髪は育毛・発毛していくんですね。
そして、細胞分裂の回数を増やすポイントとなるのが、体内から分泌される『成長ホルモン』と呼ばれるホルモンになります。
成長ホルモンは細胞分れるを促進させたり、損傷を受けた細胞を再生させるために働くものです。また、このホルモンは睡眠中の方が、起きているときの何倍も分泌されます。
そのため、髪を新たに生み出す、生み出した髪を育てるためには、成長ホルモンを分泌させるために、毎日しっかりと睡眠をとる必要があります。なお、髪のことを考えるのであれば、7時間はしっかりと眠るべきです。
それから、成長ホルモンは夜10時から深夜2時までの間に、眠っていれば多くの分泌されると言われています。
この時間帯を睡眠のゴールデンタイムと呼ばれていますが、できればその時間帯の内で2時間は眠れるように、毎日0時までには布団・ベッドに入ることをお勧めします。
ただし、仕事が夜勤の方の場合にはゴールデンタイムに眠ることが難しいという方もいらっしゃるはずです。その場合には、何時に眠るかよりも毎日決まった時間に寝る規則正しい生活を送ることを心がけてください。
たとえ、ゴールデンタイムに眠ることができなくても、規則正しい睡眠習慣を送ることができれば薄毛改善にはつながりますからね。
そのことは、以前インタビューさせて頂いた湘南メディカルクリニック大阪院の斎藤浩一院長もおっしゃっていましたので、信頼できる情報です。
薄毛治療の湘南メディカルクリニック大阪院の取材レポート!
■本記事のまとめ
睡眠中は発毛に欠かせない成長ホルモンが大量に分泌されるために、眠ることは薄毛を改善するためには重要です。
なお、成長ホルモンは夜10時から深夜2時に多く分泌されるので、できればその時間内に寝るようにしてください。それができない場合には、毎日決まった時間に眠る生活を送りましょう。