風呂やシャワーの後にドライヤーを一切使わずに、タオルドライで済ませるという女性はまずいないと思います。ほとんどの方が、濡れた髪を乾かすのにドライヤーを活用しています。
一方、男性の場合にはドライヤーを使う人は決して多くはありません。過去に行われた『ヘアドライヤーに関する意識調査』によると、そもそもドライヤーを持っていない男性が約30%もいるという結果も出ていますからね。
また、持っていても使わない人もいるでしょうから、もしかしたら半数以上の男性が、毎日ドライヤーで頭を乾かしていないかもしれません。女性の方には信じられないかもしれないですが、これが実情になります。
しかし、薄毛を気になる男性は積極的にドライヤーを活用するべきです。というのは、ドライヤーは頭皮ケアのためには、とても重要な役割を果たすアイテムになるからです。詳しくは以下で解説します。
髪を濡れたまま放置すると細菌の増加につながる
頭皮に常在菌という菌が元々存在しています。そして、菌は湿気がある方が繁殖しやすいため、頭皮をぬれたまま放置すると、最近の活性化につながるんですね。
当たり前のことですが、雑菌の量が増えることは頭皮にとってはよろしくありません。そのため、タオルドライをした後は、できるだけ早くドライヤー使って頭皮を乾かす必要があります。
また、ミノキシジル(リアップやロゲインの有効成分)を塗布する際にも、水分が残っていると液だれや浸透を妨げる原因にもなるため、しっかりと乾燥をさせるべきです。
「でも、ドライヤーの熱風を頭皮にあてると、頭皮にダメージを与えそうだから、あんまり良くない気がするんだけど…」
たしかに、頭皮に対して熱風を近距離で吹き付ける行為は、頭皮にとってはよくありません。それに、温度60度を超える温風は髪のタンパク質を分解する原因にもなりますからね。
しかし、それはドライヤーを頭皮に近づけすぎた場合のお話です。15センチ程度ドライヤーを頭皮から離せば、そんなに暑い熱風がくることは考えにくいですので、使い方さえ間違えなければ問題はありません。
また、どうしても温度が心配だという方は、パナソニックが発売している『ナノケア』という商品を使用すれば良いです。
イオニテイに搭載されているスカルプモードを活用すれば、60℃の温風で頭皮を乾かすことができますからね。薄毛・抜け毛が気になる方におすすめのアイテムです。
正しい使い方をすれば、頭皮を傷つけるどころか、むしろ育毛をサポートするアイテムになりますので、ぜひ賢く活用してください。
■本記事のまとめ
髪を濡れた状態で放置することは、頭皮に細菌が繁殖する原因になります。
お風呂やシャワーの後は、しっかりとドライヤーで頭皮を乾燥させるようにしましょう。