ニードル式の自毛植毛って安全性や効果は大丈夫?

薄毛の悩み

自毛植毛手術のやり方には、さまざまな方式があります。例えば、現在AGAクリニックで採用されることが多い『FUT法』や『FUE法』などです。

しかし、少し前までは日本国内ではニードル式(単一植毛)が広く行われていました。おそらく、現在もその方法を採用しているクリニックもあるはずです。

では、ニードル式植毛の安全性や効果についてはどうなのでしょう?今でも、手術を受けても大丈夫な方法なのでしょうか?

その点について、以下では詳しく解説します。

毛根のダメージが強くなることが不安

薄毛

安全性と効果について解説する前に、単一植毛がどのようなものかについてまず解説します。単一植毛とは植毛針と呼ばれる専用器具を使い、自毛を1本ずつ移植する手術方式のことです(下記参照)。
単一植毛法のメリットとデメリット

そして、この手術方式と安全性と効果についてですが、1点気になることがあります。それは針のピストン圧が強すぎると、毛根のダメージが強くなることです。

毛根は髪を生み出すための、毛母細胞や毛乳頭がある重要な部位です。そこに強い刺激を受けると、発毛率が下がる危険性も上がると考えられます。それが安全性と効果の面での不安です。

また、それ以外にもデメリットに感じる点があります。それは、手術費用が高額になりやすい点です。というのは、ニードル植毛で活用する植毛針の値段が非常に高額なため、その料金が手術代金に反映され高額になりやすいからです。

ちなみに、欧米で単一植毛があまり広まらなかった理由は、植毛針が高額だったからと言われています。

ドル紙幣

そのように、安全性・効果の面で不安に感じる点があること、値段が高額になりやすいという点から現在では、あまりおすすめできる手法ではありません。

それが証拠に日本国内で自毛植毛手術のシェアがトップと言われているアイランドタワークリニック※では、ニードル植毛は行っておらず、FUE法とFUT法での手術が中心となっています。

※ 国内で自毛植毛手術を受ける方の10人中7人が選んでいる、支持率が非常に高いAGA病院です。独自の頭皮を切らない植毛法『i-direct法』が人気。
アイランドタワークリニックの口コミと評判

その他、自毛植毛で人気のある湘南美容外科クリニック、紀尾井町クリニックなどでも、ニードル植毛は実施していません。

■本記事のまとめ

ニードル植毛(単一植毛)は、針のピストン圧が強すぎると毛根へダメージを与える危険性があります。また、手術費用も高額になりやすいので、今ではあまりおすすめできない手法です。