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遺伝が原因でも薄毛・禿げにならない人がいる理由

薄毛は遺伝
親戚に薄毛の人がいる男性の多くは、将来は自分の禿げるのではないかと不安に感じています。

「親父の昔の写真を見ると30代の頃から薄毛が進行しているから、おれもそろそろヤバいかもしれない…」

「父親は髪はフサフサだけど、母方の祖父や親せきが禿げているから、自分も同じように禿げてしまうのでは…」


たとえ今は髪がしっかりと生えていたとしても、遺伝の影響でいつか自分も禿げるのでは?という心配は常につきまとうものです。


しかし、本当に薄毛は遺伝するものなのでしょうか?もし、それが事実だとしたら、親類に1人でも薄毛の人がいる場合、必ずあなただけでなく、親戚の男性は全ても薄毛になってしまうことになります。


ですが、実際にそんことは起こってはいません。親戚の中にも薄毛の男性もいれば、そうでない方もいますよ。では、どうしてそんなことが起こるかですが、それは薄毛そのものは親から子へは遺伝しないからです。


そのため、たとえ親が禿げていたとしても、あなた自身が薄毛になるとは限りません。適切な治療すれば、親や祖父が禿げていても、薄毛を予防することはできます。


例えば、日本のプロ野球とメジャーリーグで活躍しているイチロー選手の頭髪をご覧になってください。40歳を過ぎても、フサフサな髪を維持しており、薄毛が進行している様子はみじんも感じません。

イチローの毛髪
※ 上記画像はユンケルCM出演時のイチロー選手(41歳)ですが、髪はフサフサな状態をキープしています。


しかし、彼の父親であるチチロー(鈴木 宣之さん)はイチロー選手が若い頃から、前頭部の髪がほとんど無い状態まで、薄毛が進行していました。


そのような例をチェックしてみても、薄毛そのものは必ずしも遺伝しないことがよく分かります。


「でも、実際のところ親が薄毛の場合、子供も禿げている確率は高い気がするんだけど、それはどうしてなの?」


それは薄毛そのものではなく、薄毛のなりやすさを決定する3つの要因が遺伝するためだと考えられています。つまり、禿げそのものは遺伝しないけれど、禿げになりやすい体質は遺伝するわけです。


では、親から子へ遺伝すると言われている、3つの要因とはどのようなものなのでしょうか?

遺伝する3つの要因

1.男性ホルモンの分泌量

まず1つ目の要因が男性ホルモンの分泌量です。


男性ホルモン・テストステロンそのものは脱毛の原因にはなりませんが、それが皮脂腺にある還元型酵素5αリダクターゼと結合すると、活性の強い男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)となり、抜け毛を誘発します。

2.5αリダクターゼの量

活性の強い男性ホルモンDHTが生成されるメカニズムは上述した通りですが、それを生成する一端をになっているのが5αリダクターゼの量も、親から子へ遺伝すると言われている項目の1つになります。これが2つ目の要因です。


男性ホルモンと同じく体内でこの量が多くなると、DHTが生成されやすくなるため、抜け毛の増加につながり、薄毛の原因となってしまいます。

3.男性ホルモンを捕まえる受容体の感受性

抜け毛の原因となる男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されても、それを補足する受容体(レセプター)の感受性が低ければ、DHTの影響を受けることは少なくなります。


そして、この受容体の感受性の高さも、親から子へ遺伝する要因の1つです(これが3つ目の要因)。


なお、湘南美容外科クリニック銀座総合美容外科(銀クリAGA)のようなAGAクリニックでは遺伝子検査を受けられますが、そこで調査するのはこの受容体(アンドロゲン受容体と呼ばれる)についてです。

遺伝子検査
ですので、自分の受容体の感受性が高いがどうか不安という方は、それらのAGAクリニックで簡単に調べてもらうことができます(多くのクリニックで行われているのが、唾液で検査するタイプ)。


ちなみに、この受容体の感受性については、母型の遺伝子からのみ決定されます。母方の親戚が禿げていれば、薄毛になりやすいと言われているのは、この受容体の影響のせいです。


以上が親から子へ遺伝する、薄毛になりやすい3つの要因となります。


ただし、それらの要因が遺伝したとしても薄毛になるとは限りませんし、今ではきちんと治療方法も確立されています。例えば、プロペシアやファイザー(プロペシアのジェネリック)での治療がその代表です。

プロペシア
プロペシアに含まれる有効成分フィナステリドは、5αリダクターゼが男性ホルモン・テストステロンと結合することを阻害するため、抜け毛の原因となるDHTが生成されにくい状態とします。


抜け毛の原因となるDHTが生成されなければ、男性ホルモン受容体の感受性が高かろうが、低かろうが抜け毛には影響しませんからね。


ですので、親戚に薄毛がいて遺伝で禿げるのが心配だという方は、プロペシアでの治療を考えてみてはいかがでしょう?


なお、プロペシアは現時点では薬局・ドラッグストアでは販売されていませんので、クリニック(病院)で処方をしてもらう必要があります。


プロぺシアの処方には保険が適用されませんので、料金は各クリニックで異なります。各クリニックの費用については、次の記事で紹介していますので、できるだけ安い費用で手に入れたい方は、そちらの内容をご参考にしてください。
プロペシアの値段はどのくらいする?【各AGA病院で比較】

※ 初診料を含めてどこのクリニックが安いかをチェックすることができます。


■本記事のまとめ

親から子へ遺伝するのは薄毛のなりやすさであり、禿げそのものが遺伝するわけではありません。
また、プロペシアのようなフィナステリドが配合された内服薬を活用すれば、遺伝への薄毛を予防する薬はすでに開発されていますので、遺伝で禿げることが不安な方は、利用を検討してみるのが良いでしょう。

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